「起業したけど続けるのが
辛い…」
「毎日が苦しくて
楽しくない…」
「思うような成果が
出ない…」
こんな悩みを抱える起業家の方は
多いのではないでしょうか。
わたしもかつては同じように
感じていました。
13年間のエンジニア経験を経て
起業した当初、真面目に
コツコツ取り組むことこそが
成功への道だと信じていました。
しかし10年間ビジネスを
続けてきた今、ある重要な
法則に気づいたのです。
それは「ビジネスを心から
楽しむこと」。
この記事では、長くビジネスを
続けるための秘訣と、
真面目すぎるがゆえに陥りやすい
罠から抜け出す方法をお伝えします。
これから起業する方も、
すでに起業しているものの
疲れを感じている方も、
ぜひ最後までお読みください。
多くの起業家が見落とす大切なこと
起業するとき、私たちは
「真面目にコツコツ頑張らないと」
と考えがちです。
確かに努力は必要ですが、
それを「辛い我慢」だと
感じていたら、ビジネスは
長く続きません。
わたし自身、起業後は毎日
必死で頑張りました。
朝早くから夜遅くまで働き、
休日もないほどの生活。
「もっと頑張らなければ」
「これくらいは当たり前」
そう自分に言い聞かせながら。
しかし、思うような結果は出ず、
徐々に疲れが蓄積していきました。
体調を崩すことも増え、
精神的にも追い詰められていく
そんな日々が続いていました。
そんな時、あるメンターから
こんな言葉をかけられました。
「自分が楽しくないのに、
どうやってお客様を
楽しませられるのか？」
この一言が、わたしのビジネスの
大きな転機になりました。
真面目すぎると起こる4つの問題
真面目すぎるビジネスアプローチが
引き起こす問題は意外と深刻です。
1. 創造性が失われる
「こうあるべき」という
固定観念に縛られると、
新しいアイデアが
生まれにくくなります。
ある40代の女性起業家は、
常に「完璧でなければ」と
考えて行動できなくなっていました。
メルマガを書くときも、
SNSに投稿するときも、
誤字脱字や表現の間違いがないか
何度も確認。
「この内容で大丈夫だろうか」
「批判されないだろうか」
と心配し、結局発信頻度が
落ちていきました。
わたしは彼女に「完璧を目指す前に、
まずは楽しく書いてみては？」
と提案しました。
すると発信のハードルが下がり、
自然体の文章が増えたことで
読者からの反応も良くなったのです。
2. 疲労とストレスが溜まる
「頑張らねば」と自分を追い込むと、
心身ともに疲れ果ててしまいます。
かつてのわたしがそうでした。
起業して半年ほど経った頃、
緊張と疲労から体調を崩し、
2週間ほど仕事ができない
状態に陥りました。
それまで「休むことは甘え」
と思っていたわたしにとって、
これは大きな気づきでした。
適度に休み、自分を
いたわることの大切さを
身をもって学んだのです。
3. お客様との関係が硬くなる
真面目すぎると、お客様との
関係も硬くなりがちです。
常に「専門家として完璧でなければ」
と思うあまり、人間味のある
コミュニケーションが
失われていきます。
あるコンサルタントのクライアントは、
セミナーで常に緊張した表情で
話していました。
「失敗は許されない」
「専門家として完璧でなければ」
という思いが強すぎて、
表情も声も硬くなっていたのです。
わたしは「もっとリラックスして、
自分の失敗談も交えてみては？」
とアドバイスしました。
すると参加者からの質問が
増え、セミナー後の個別相談も
大幅に増えたのです。
人は完璧な人より、
同じ悩みや失敗を経験している人に
親近感を持つものです。
4. 長期的な視点が失われる
真面目すぎると目の前のことに
集中するあまり、長期的な
視点が失われがちです。
「今月の売上目標を達成しなければ」
「このクライアントを
獲得しなければ」
と目先の成果に固執し、
ビジネスの全体像を
見失うことがあります。
50代で起業した男性クライアントは、
短期的な売上に固執するあまり、
自分の健康を犠牲にしていました。
しかし「5年後、10年後も
続けられるペースで進む」
という考え方に切り替えたことで、
無理なく継続できるビジネス
スタイルを確立できました。
「楽しむビジネス」を実践するための具体的方法
では、どうすれば楽しみながら
ビジネスができるのでしょうか？
1. 自分だけの強みを軸にする
自分が心から好きなこと、
得意なことを中心に
ビジネスを組み立てましょう。
わたしの場合、新規事業開発の
経験を活かした起業支援に
特化することで、
仕事自体が楽しくなりました。
「これなら毎日でも話せる」
「これなら長く続けられる」
と思えるテーマを選ぶことが
大切です。
苦手なことや興味のないことは
無理に取り組まず、外注するか
思い切って諦めることも
選択肢の一つです。
ある女性起業家は、会計処理が
苦手で毎月のように
頭を抱えていました。
そこで思い切って税理士に
外注したところ、本来の
得意分野に集中できるように
なり、売上も伸びました。
2. 小さな成功体験を大切にする
大きな目標だけでなく、
日々の小さな達成感を
喜ぶ習慣をつけましょう。
「今日は良い記事が書けた」
「あのクライアントが
笑顔になってくれた」
「新しいアイデアが浮かんだ」
こうした些細なことも
自分で認めることが
モチベーション維持の
秘訣です。
わたしは毎日、その日の
「良かったこと」「うまくいったこと」
を3つノートに書き留めています。
どんなに忙しい日でも、
必ずポジティブな出来事を
見つけるよう意識することで、
心の余裕が生まれました。
この習慣を取り入れた
クライアントからは
「毎日が前向きに感じられる
ようになった」
という声をよく聞きます。
3. 遊び心を持つ
ビジネスに「遊び」の要素を
取り入れてみましょう。
新しいアイデアを試す「実験」と
考えれば、失敗も楽しめます。
30代の男性クライアントは、
オンラインサロンの運営で
行き詰まりを感じていました。
毎回同じような内容になり、
メンバーの反応も薄くなって
きたのです。
そこで「毎週違うテーマで
チャレンジする実験週間」を
設けたところ、メンバーの
参加率が上がり、新たな
コンテンツのアイデアも
生まれました。
「これは実験だから
失敗しても大丈夫」
という意識が、創造性を
高めることにつながったのです。
4. 同じ志を持つ仲間とつながる
楽しいビジネスを目指す
仲間との交流は、
個人起業家の大きな
支えになります。
わたしも月に一度、
起業仲間とオンライン飲み会を
開いています。
悩みを共有したり、
新しいアイデアを出し合ったり
する時間は、ビジネスを
楽しむ上で欠かせません。
「自分だけじゃないんだ」
という安心感は、
継続する力になります。
また、自分より先を行く人との
つながりも大切です。
メンターの存在があるだけで、
孤独感が減り、困った時の
道しるべにもなります。
「楽しむ」から生まれる好循環
「ビジネスを楽しむ」と、
素晴らしい好循環が
生まれていきます。
あなたが心から楽しんでいると、
自然とエネルギーが湧き、
前向きな姿勢が身につきます。
その姿勢は、お客様や
取引先との会話にも表れ、
良好な関係性を築くことが
できるでしょう。
また、楽しんでいると
創造性が高まり、独自の
アイデアが生まれやすくなります。
その結果、あなたのファンが増え、
口コミで広がっていく
好循環が生まれるのです。
わたしが支援した40代女性は、
「先生のアドバイスで、
楽しむことに集中したら、
アイデアが次々と浮かぶように
なりました」と喜んでくれました。
半年後には売上が1.5倍に
なっただけでなく、
「仕事が楽しくて仕方ない」
と笑顔で語るようになりました。
楽しさが創造性を生み、
創造性が成果を生み、
成果が更なる楽しさを生み出す。
この好循環こそが、
ビジネスを長続きさせる
秘訣なのです。
ビジネスを長く続けるために大切なこと
ビジネスを長続きさせる秘訣は
「楽しむこと」に尽きます。
思い出してください。
あなたが起業を選んだ理由を。
自分らしく生きるため、
可能性を広げるため、
好きなことで人の役に立つため…。
その道のりを楽しまないのは
とてももったいないことですね。
もちろん、真面目に取り組むことも
必要です。
大切なのは、その両方の
バランスを取ること。
真面目に計画を立て、
楽しみながら実行する。
そのバランス感覚が
長く続くビジネスを作ります。
「真面目にコツコツ頑張らなきゃ」
という固定観念から解放されて、
今日から「楽しむビジネス」を
スタートしてみませんか？
今日のアクションとして、
「ビジネスの中で楽しめることを
3つ書き出す」ことから
始めてみてください。
何が楽しいのか、新たな発見の感覚で
見つけてみましょう。
10年後も笑顔で続けられる
ビジネスづくりのために、
今日からできることは
たくさんあります。
もし「あなた商品化」について
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