良い商品やサービスを持って
いるのに、なかなか売れない…
そんな悩みを抱えている
起業家やビジネスオーナーは
とても多いです。
しかし、売れない原因は
商品自体ではなく、
「伝え方」にあることが
ほとんどなのです。
このブログでは、商品の
価値を伝える「一言」の力と、
それをビジネスに活かす方法を
お伝えします。
売上が10倍になった実例や、
あなた自身が実践できる
具体的な方法も含めて
お話しします。
この記事を読めば、あなたの
ビジネスを次のステージへと
進める「一言」を見つける
ヒントが得られるでしょう。
情報過多時代に埋もれない
伝え方の重要性
「この商品は良いのに…」
「もっと価値を分かって
もらえたら…」
このように感じている方は、
ぜひ考えてみてください。
あなたの商品の良さが
伝わっていますか?
あなた商品化プランナー(R)として
多くのクライアントと関わってきた
私の経験では、優れた商品でも
伝え方次第で全く売れないことが
あります。
現代は情報過多の時代です。
消費者は一日に5,000〜10,000もの
広告メッセージに触れていると
言われています。
そんな中、あなたの商品が
注目されるためには、一瞬で
心をつかむ「一言」が必要です。
スマホを指でスクロールする
スピードは非常に速く、
3秒以内に興味を引けなければ
そのまま流されてしまう
時代なのです。
この現状を理解することが、
伝え方を変える第一歩と
なります。
鼻セレブから学ぶ
言葉の持つ力
言葉の力を示す典型的な例が
ネピアの「鼻セレブ」です。
このティッシュは当初、
「ネピア モイスチャー
ティッシュ」という名前で
販売されていました。
保湿成分を配合した良い商品
だったにもかかわらず、
この名前では売上が伸びず
悩んでいたそうです。
しかし「鼻セレブ」という
名前に変えただけで、売上が
10倍に跳ね上がりました。
なぜこのような変化が
起きたのでしょう?
「鼻セレブ」という言葉から
私たちは瞬時に次のような
イメージを感じ取ります:
・高級感がある
・品質が良い
・使うと贅沢な気分になる
・特別な体験ができる
「モイスチャーティッシュ」という
機能説明よりも、「鼻セレブ」は
使った時の感覚や価値を
直接的に伝えているのです。
これこそが言葉の力です。
あなたの商品やサービスも、
伝え方一つで大きく変わる
可能性を秘めています。

どうすれば「売れる一言」
が見つかるのか
ではどうすれば、あなたの商品や
サービスを輝かせる「一言」を
見つけることができるでしょうか。
私がクライアントとの
セッションで必ず使う
質問があります。
それは「つまりそれは
何ですか?」です。
この質問を掘り下げていくと、
商品の本当の価値が
見えてきます。
例えば、あるクライアントの
事例を紹介しましょう。
Bさんは健康食品を販売して
いましたが、なかなか売上が
伸びずに悩んでいました。
私:「この商品のどこが
良いのですか?」
Bさん:「有機原料を使用して
いて、添加物が少ないです」
私:「つまりそれは何ですか?
お客様にとって何が
良いのでしょう?」
Bさん:「体に優しいという
ことですね…」
私:「さらに深く考えると?」
Bさん:「お客様が健康に
なって、毎日元気に
過ごせるということかな…」
私:「そうですね!つまり?」
Bさん:(考えた後)
「毎日の食事が未来の健康を
作る」
このフレーズを使って商品を
リブランディングしたところ、
売上が3倍に増加しました。
機能(有機、添加物なし)から
ベネフィット(健康、元気)、
そして感情(未来の安心)へと
掘り下げていったのです。
心を動かす「一言」の
3つの条件
効果的な「一言」には、
次の3つの要素が含まれて
います。
1. 具体的かつ明確である
抽象的な表現よりも具体的な
言葉の方が印象に残ります。
例えば「良いサービス」ではなく
「24時間対応」というように
具体的に伝えましょう。
2. お客様の「なりたい姿」を
示している
人は「今の自分」より「なりたい
自分」に惹かれます。
ボイストレーニングの例では、
「声が良くなる」より「声を
変えるだけで勝手に案件が
増えていく」という方が
魅力的です。
3. 感情に訴えかける
人は論理よりも感情で
動きます。
「鼻セレブ」が成功したのは、
「保湿成分配合」という
論理的説明ではなく、
「贅沢な使い心地」という
感情的価値を伝えたからです。
もう一つの成功事例
言葉で変わったビジネス
Dさんは士業として独立して
数年経ちましたが、クライアント
がなかなか増えませんでした。
彼女の強みを掘り下げていくと、
「小さな会社のパートナー税理士」
という言葉が生まれました。
この「一言」には、彼女の特徴が
すべて込められています。
・ターゲット(小さな会社)
・ポジション(パートナー)
・専門性(税理士)
この言葉を一貫して使うように
したところ、半年後には新規
問い合わせが2倍に増えました。
「小さな会社のパートナー」という
言葉から、「私たちに寄り添って
くれる」という安心感が
伝わったのです。
「一言」を見つけるための
実践ワーク
あなた自身が「一言」を見つける
ための実践的なワークです。
以下の質問に答えて
みてください。
1. あなたの商品・サービスは
誰のどんな問題を解決して
いますか?
2. その問題が解決すると、
お客様の生活やビジネスは
どう変わりますか?
3. お客様が最も喜ぶのは
どんな瞬間ですか?
4. あなたの商品・サービスを
一言で表すと何ですか?
5. その一言を聞いたとき、
お客様はどんなイメージを
持ちますか?
これらの質問に答えることで、
あなたの商品・サービスの
本質的な価値が見えてきます。
そして、それを基に「一言」を
作ってみましょう。
言葉の力を最大化する
コミュニケーション戦略
良い「一言」が見つかったら、
それを最大限に活かすための
方法です。
一貫性を持って伝える
名刺、ウェブサイト、SNS、
セミナーなど、あらゆる接点で
同じ「一言」を使いましょう。
一貫性があると、記憶に
残りやすくなります。
ストーリーと結びつける
「一言」の背景にあるストーリーを
伝えると、より共感を得られます。
なぜその言葉を選んだのか、
どんな思いが込められているのかを
伝えましょう。
視覚的要素と合わせる
言葉とイメージが一致すると、
記憶に残りやすくなります。
ロゴや色、デザインと「一言」を
合わせると効果的です。
言葉の力がビジネスを
変える瞬間
最後に、「一言」がビジネスを
変えた瞬間についてお話します。
あるクライアントは、長年
「プロ向けウェブデザイン
サービス」として活動して
いました。
しかし、「つまりそれは何?」と
掘り下げていくと、彼の真の強みは
「クライアントの想いを形にする」
ことだと分かりました。
そこで「想いを形にする
ウェブクリエイター」という
一言にリブランディング
しました。
すると、以前は対象外だった
個人事業主や小規模事業者からの
依頼が増え、新たな市場を
開拓できたのです。
彼は言います。
「たった一言変えただけなのに、
お客様との会話が変わりました。
以前は機能や仕様の話が中心
でしたが、今は想いや理念の話から
始まるようになりました」
言葉の力は、単に売上を
増やすだけでなく、お客様との
関係性も変えるのです。
あなたのビジネスを変える
言葉を見つけよう
これまでお伝えしてきたように、
言葉の力はビジネスを大きく
変える可能性を秘めています。
良い商品やサービスを持って
いても、その価値を伝える
言葉がなければ、多くの人に
届きません。
「鼻セレブ」のように、たった
一言の言い換えがビジネスを
10倍にも変える可能性が
あるのです。
今日から、あなたも自分の
商品やサービスの価値を伝える
「一言」を探してみませんか。
それは「つまりそれは何ですか?」
という問いを自分に繰り返し、
本質的な価値を見つける
プロセスです。
自分だけの強みを言葉にして、
あなたらしいビジネスを
広げていきましょう。
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