【ビジネス成長】八百屋のおっさんが なぜ潰れないのか。商売とビジネスの違いから見える本質

みなさん、おはようございます。
あなた商品化プランナー®の
亀田智仁です。

「稼いでいる人がすごい」
「年収1000万、
いや1億稼いでこそ一人前」
こうした価値観を
目にする機会、
増えていませんか?

最近では、学生でさえ
「100万稼いでいる」
ということ自体が
ステータスに
なっているという
話も聞きます。

でも、その価値観の中で、
なぜか満たされない
感覚を持ったことは
ありませんか?

先日のグループコンサルティングで、
この違和感の正体に
近づく対話がありました。

今回は、その内容を
わたし自身の経験も交えて
お伝えします。

「ビジネス」が人を後回しにする理由

グルコンで、
長く商売をされてきた方が
こんなお話をしてくれました。

「ビジネスは
利益を重視するので、
システムとして
利益を追求していくと、
人を後回しにしがちです。

自分は商売として
やってきたので、
利益は後でいいと
思っています」

この言葉、
わたしには
深く刺さりました。

「ビジネス」という言葉は、
仕組み化、効率化、
拡大、スケール、
こういうものと
セットで語られることが
多いです。

仕組みを作って、
1人でも多くの人に
同じ価値を届ける。

これ自体は
素晴らしいことです。

でも、仕組みを優先すると、
目の前の1人のお客様の顔が、
だんだん見えなくなっていく
ことがあります。

利益という数字を
追いかけているうちに、
「この人に何を届けたいのか」
という、
そもそもの出発点が
薄れてしまうのです。

八百屋のおっさんが潰れない理由

こんな問いかけも
出てきました。

「八百屋のおっさんが
なぜ潰れないのか」

考えてみてください。
大きなスーパーのほうが
価格も安いし、
品揃えも豊富です。

それでも、
昔ながらの八百屋さんが
何十年も続いている。

なぜでしょうか。

長く商売をしてきた方は、
こう言っていました。
「商売をやっていると、
お客さん目線で考える。
自分は商売でやっているので、
理想のお客さんが
見えている」

毎日顔を合わせる中で、
「最近どうですか」
「これ、おいしいですよ」
という何気ない
やりとりを積み重ねていく。

これは効率では
測れないものです。

でも、お客様にとっては、
「ここに来れば安心する」
という、
お金には換算できない
価値になっている。

これが、
八百屋のおっさんが
潰れない理由です。

大手企業で13年働いて感じたこと

ここで、
わたし自身の話を
させてください。

わたしは大手IT企業で、
システムエンジニアとして
13年働きました。

組織で働くというのは、
仕組みの中で
役割を果たすことです。

決められた目標、
決められた評価基準、
決められたプロセス。

これは悪いことでは
ありません。

組織が大きな価値を
生み出すためには、
仕組み化が不可欠です。

でも、長く働く中で、
「自分は今、誰のために
何をしているのだろう」
という感覚が、
だんだん薄れていく
瞬間がありました。

目の前の仕事を
正確にこなすことと、
目の前の1人の人に
向き合うことは、
似ているようで
まったく違うのです。

起業して、
お客様と直接
向き合うようになってから、
この違いを
強く実感するようになりました。

効率の裏で失われていくもの

効率やスケールを
追求すること自体は、
悪いことではありません。

多くの人に価値を届けるためには、
仕組み化はとても大切です。

ただ、その裏側で、
昭和の商売にあった
人間らしさや温かさが、
少しずつ
失われてきているのも
事実だと思います。

「稼いでいる人がすごい」
という価値観だけが
広がっていくと、

お金を稼ぐことと、
誰かの役に立つことが、
いつの間にか
分離してしまいます。

本来、
お金は誰かの役に立った
結果として生まれるものです。

でも、
「まず稼ぐこと」
が目的になると、
「誰の役に立っているのか」
という、
そもそもの軸が
ぼやけてしまいます。

これが、
今多くの人が感じている
満たされなさの正体なのかも
しれません。

個人起業家には両方を選べる自由がある

ここで、
個人起業家にとって
大切なお話をします。

大きな組織で働いていると、
仕組みを優先するか、
人を優先するかを、
自分1人で
決めることはできません。

でも、個人で起業する方には、
その両方を選べる
自由があります。

仕組み化を取り入れながらも、
目の前のお客様を
見失わない働き方を、
自分で
デザインできるのです。

これは、
個人起業家だけが持つ
大きな特権だと
わたしは思っています。

以前のnoteで、
「常連客に値引きより
特別な対応を」という
お話をしました。

これも、まさに
商売の発想です。

効率では測れない、
お客様との関係性を
大切にすること。

これこそが、
個人で起業する
あなたにしかできない
強みなのです。

今、戻ってきている価値観

最後に、
これだけはお伝えしたいです。

今、昭和の商売にあった
人間らしさや温かさが、
改めて求められている
時代になってきています。

効率を追求しすぎた
ビジネスの世界の中で、
「やっぱり、
人と人とのつながりが
大事だよね」

という空気が
戻ってきているのを、
わたしは日々の
クライアントさんとの
対話の中で感じています。

「稼いでいる人がすごい」
という価値観に
振り回されなくていいのです。

目の前の1人のお客様に
丁寧に向き合うこと。

そこから生まれる信頼が、
結果として
あなたのビジネスを
支えてくれます。

今日、ひとつだけ
振り返ってみてください。

自分のビジネスの中で、
「効率」を優先して、
お客様との
「関係性」を
後回しにしていることは
ありませんか?

もしあるなら、
そこに少しだけ、
八百屋のおっさんのような
温かさを
取り入れてみてください。

それが、
あなたのビジネスを
長く支えてくれる
土台になるはずです。

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