みなさん、おはようございます。
あなた商品化プランナー®の
亀田智仁です。
今回は、
あるクライアントさんの
エピソードをご紹介します。
本人の許可をいただいて
お伝えしますね。
仮に小野寺さんと
しておきましょう。
30代のWEBデザイナーで、
起業3年目の方です。
小野寺さんの話を聞いて、
「あ、自分も同じかもしれない」
と感じる方が
いるかもしれません。
ぜひ最後まで
読んでみてください。
小野寺さんの「ガンバリズム」
小野寺さんは
もともと会社員として
WEBデザイナーをやっていた方で、
「自分でやっていける」と
一念発起して独立しました。
最初は前職のお付き合いから
仕事をもらえていました。
でも、AIの台頭や
取引先の経営戦略の変化で、
徐々に仕事が減ってきた。
「自分で営業しなければ」
と、二度目の一念発起。
小野寺さんが目をつけたのが
異業種交流会でした。
小野寺さんはもともと
頑張り屋の方です。
学生時代の部活では
最後まで自主練を続けて
レギュラーを勝ち取った。
受験勉強では
安全圏の学校ではなく
挑戦的なレベルの学校を目標にして、
努力で入学を勝ち取った。
そんな小野寺さんが
集客でも持ち前の
「ガンバリズム」を
発揮しました。
交流会への参加回数を増やし、
そこから個別面談の機会を
どんどん作っていった。
この頑張りが、
WEBデザイナーとしての
受注につながるはず——。
「すごいですね」の後に続いた言葉
ある日、小野寺さんが
こんな報告をしてくれました。
「実は、交流会を主催するまでに
なりました!」
参加者から主催者へ。
持ち前のガンバリズムで
立場まで変えてみせた
小野寺さん。
わたしはすごいなと思いながら、
こう聞きました。
「それはすごい!
WEBデザイナーとしての
仕事も増えたんですよね?」
するとたんに、
小野寺さんの歯切れが
悪くなりました。
「いや、実はそれが……」
交流会の開催回数を増やしても、
参加者の人数を増やしても、
本業であるWEBデザイナーの
仕事はまったく増えない。
むしろ、
交流会の参加者の中には
小野寺さんが
WEBデザイナーであることを
認知していない方まで
いた。
「なんででしょうね……
結構頑張っているんですけど」
小野寺さんの言葉に、
正直、わたしも
胸が痛くなりました。
これほど頑張っているのに、
成果が出ていない。
でも、この状況には
ちゃんとした理由があります。
努力が足りないのではない
ここで大切なことを
お伝えします。
小野寺さんの
努力の量は本物です。
交流会に参加し続け、
主催者にまでなった。
その行動力と継続力は
本当にすばらしいと
思っています。
でも、成果が出ない原因は
努力が足りないことでは
ありませんでした。
「努力が成果につながる設計」が
なかったのです。
どういうことか。
小野寺さんがやっていたことを
整理してみると、
交流会に参加する
→ 個別面談をする
→ 仲良くなる
→ WEBデザインの仕事が来る
という流れを
想定していました。
でも実際には、
この流れのどこかが
つながっていなかった。
交流会で仲良くなった方が
小野寺さんに
WEBデザインを
依頼するためには、
「小野寺さんが
WEBデザイナーである」
と認知されている
必要があります。
でも、交流会の主催者として
動いていた小野寺さんは、
「交流会を上手に
回してくれる人」
として認知されていた。
WEBデザイナーとしてではなく、
交流会の主催者として
認知されてしまっていたのです。
ガンバリズムは「必要条件」だが「十分条件」ではない
ここからが
今日いちばん
伝えたいことです。
わたしは
ガンバリズムを
否定しているのでは
ありません。
むしろ、
ガンバリズムすらなければ
スタートラインにすら
立っていないのです。
小野寺さんの行動量と
継続力がなければ、
そもそも交流会に
続けて通うことも、
主催者になることも
できなかった。
努力は絶対に必要です。
でも、努力は
「必要条件」であって
「十分条件」ではない。
努力に加えて、
「その努力が
成果につながる設計」
が必要なのです。
小野寺さんの場合なら、
「交流会の参加者に
WEBデザイナーとしての
自分を認知してもらう設計」
が必要だったということです。
たとえば、
自己紹介で
「WEBデザイナーの小野寺です」
と明確に伝える。
交流会の中で
WEBデザインに関する
話題を意図的に出す。
名刺にWEBデザイナーと
わかりやすく書く。
参加者のLPやウェブサイトを
その場で見せてもらい
フィードバックする。
こういった
「認知につながる設計」を
意図的に組み込むことで、
同じ努力が
まったく違う結果を
生んでいたはずです。
「頑張っているのになぜ」と感じたら確認してほしいこと
500名以上の起業家を
支援してきた中で
感じることがあります。
成果が出ていない方の多くは、
努力が足りないのではなく、
「努力が成果につながる
設計ができていない」
という状態にあることが
ほとんどです。
頑張っているのに
空回りしている。
行動量は多いのに
売上につながらない。
こう感じたときに
確認してほしいことが
あります。
「今やっていることは
どこで売上につながるか」
を一度書き出してみてください。
発信しているなら、
発信を見た人が
次にどんな行動を
取ることを想定しているか。
交流会に行っているなら、
そこで出会った人が
どんな流れで自分に仕事を
依頼するようになるか。
この流れが自分の中で
明確になっていますか?
もし「なんとなく」の状態なら、
そこに設計の余地があります。
努力と設計が揃ったときビジネスは動き出す
小野寺さんのエピソードを
聞いてどう感じましたか?
「自分も同じかもしれない」
と思った方が
いるかもしれません。
でも安心してください。
努力する力がある方は
すでに大切なものを
持っています。
あとは、
その努力が成果につながる
設計を加えるだけです。
努力という
エンジンはすでにある。
あとは正しい方向に
ハンドルを向けるだけ。
それだけでビジネスは
大きく動き出します。
今日、ひとつだけ
やってみてください。
今頑張っていることを
1つ思い浮かべて、
「これはどこで売上につながるか」
を紙に書き出してみてください。
流れが明確に書けたなら、
設計ができています。
書けなかったなら、
そこに改善の余地があります。
頑張ることは
大前提です。
でもそこに設計を加えると、
同じ努力が何倍もの成果を
生んでくれます。
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