みなさん、おはようございます。
あなた商品化プランナー®の
亀田智仁です。
今日は、あるお笑い芸人の
エピソードから始めさせてください。
よくテレビに出ている
Aさんという方です。
芸能界に入る前、
Aさんはこう思っていたそうです。
「とにかく面白ければ、
バラエティ番組に呼ばれて
テレビに出ることができる」
そこで、
自分と似たタイプの
先輩芸人を研究して、
トークを磨き続けました。
その努力が実り、
たまにではありますが、
テレビに出るチャンスが
来るようになりました。
でも、次の声がかからない。
単発で終わり、
レギュラーが決まらないまま
時間だけが過ぎていく。
「面白さが
まだ足りないのか」
Aさんはさらに
腕を磨き続けました。
でも状況は
変わりませんでした。
転機になった先輩の一言
そんなある日、
当時テレビで見ない日はない
人気タレントの先輩から
こんなアドバイスをもらいました。
「トークは確かに面白い。
でもAと似たポジションの芸人は
少なくない。
その中で、
番組の企画会議で
Aの名前が出るようにならないと、
レギュラー獲得は難しい」
そしてさらに、
こう続けました。
「企画会議に出る人と
食事に行け」
この一言が、
Aさんの仕事を
大きく変えることになりました。
企画会議で名前を出してもらえる人と
直接顔を合わせ、
関係を築いていく。
すると、
テレビに呼ばれる機会が
増えていったのです。
面白さは変わっていません。
でも、結果が変わった。
なぜでしょうか。
「選ばれるか」は実力では決まらない
ここに、
とても大切な構造が
あります。
テレビに出られるかどうかは、
「企画会議で名前が出るか」
で決まります。
面白さは
「選ばれるための前提条件」
に過ぎない。
面白くなければ
そもそも話にならない。
でも、面白いだけでも
選ばれない。
「選ぶ側の頭の中に名前があるか」
これが、
実際に仕事につながるかどうかを
決めているのです。
Aさんが気づいたのは
ここでした。
腕を磨くことに
全力を注いでいたけれど、
「選ぶ側の人間の頭の中に
自分の名前を
インプットすること」を
まったくやっていなかった。
だからどれだけ
面白くなっても、企画会議の席で
名前が出てこなかった。
起業家もまったく同じ構造
このエピソード、
起業家にとっても
まったく他人事ではありません。
お客様に選ばれるかどうかは、
「必要になったとき、
頭の中に名前が浮かぶか」
で決まります。
スキルや知識は
「選ばれるための
前提条件」に過ぎない。
どれだけ素晴らしいサービスでも、
お客様の頭の中に
名前がなければ、
選ばれることはありません。
500名以上の
起業家を支援してきた中で、
スキルは十分なのに
なかなか仕事が増えない方に
共通していることがあります。
「選ぶ側の頭の中に
名前をインプットする」
という行動が
抜けているのです。
発信を頑張っている。
商品を磨いている。
でも、
「誰かに必要が生まれたとき、
真っ先に思い出される存在」に
なっていない。
ここが、仕事が増える人と
増えない人の分岐点です。
「思い出される存在」になるために
では、どうすれば
「選ぶ側の頭の中に
名前をインプット」
できるのか。
答えはシンプルです。
繰り返し、
顔を合わせること。
人は、
一度会っただけでは
なかなか記憶に残りません。
でも、2回、3回と
顔を合わせるうちに、
「あの人は
○○の専門家だったな」
という記憶が
少しずつ定着していきます。
Aさんが
「企画会議に出る人と
食事に行け」という
アドバイスで
状況が変わったのも、
繰り返し顔を合わせることで、
「Aって面白いよね、
今度の企画どうかな」
と、自然と名前が
出てくるようになったからです。
これがブランディングの
本質です。
「○○といえばあなた」
という状態は、
誰かの頭の中にあなたの存在が
定着したときに生まれます。
そしてその定着は、
繰り返しの接触からしか
生まれません。
「選ぶ側の人間」は誰か
ここで、
自分のビジネスに
置き換えて
考えてみてください。
あなたのビジネスで
「選ぶ側の人間」は
誰ですか?
直接お客様に
なってくれる方だけでは
ありません。
紹介してくれる可能性がある
知人や友人。
同じ分野で
活動している仲間。
「○○ならあの人がいいよ」と
言ってくれる
インフルエンサー的な存在。
こうした方々の頭の中に
「あなたの名前」が
入っているかどうかが、
仕事の流れを
大きく左右します。
Aさんが
「企画会議に出る人」に
焦点を当てたように、
あなたも
「誰の頭の中に
名前を入れたいか」を
考えてみてください。
その人と
繰り返し顔を合わせる機会を、
意識的に作っていく。
これが、
スキルを磨くことと
同じくらい大切な仕事です。
腕を磨くことと名前を知ってもらうことは
別の仕事
最後に、
大切なことをお伝えします。
腕を磨くことと、
名前を知ってもらうことは、
まったく別の仕事です。
どちらかだけでは
不十分で、
両方が必要です。
Aさんは
腕を磨くことだけに
集中していたから、
面白いのに
選ばれない時期が
続いてしまいました。
起業家も同じです。
スキルを磨くことに
全力を注ぎながら、
「選ぶ側の頭の中に
名前をインプットすること」も
並行してやっていく。
この両輪が揃ったとき、
仕事の流れが
大きく変わります。
今日、ひとつだけ
考えてみてください。
あなたのビジネスで
「この人の頭の中に
名前を入れたい」と思う
相手は誰ですか?
その方と
次に顔を合わせる機会を
一つ作ってみてください。
腕を磨くことと
同じくらいの真剣さで、
「選ばれる存在になること」に
取り組んでみてください。
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