みなさん、おはようございます。
あなた商品化プランナー®の
亀田智仁です。
突然ですが、
こんな経験はありませんか?
ゲームをやり始めたら
気づいたら夜中の3時だった。
くら寿司に行ったら
「あと一皿でガチャが引ける」と
子どもにせがまれて
つい頼んでしまった。
いきなりステーキで
「今月のグラム数ランキング」を
見てしまったら
なんか悔しくなってきた。
どれも「買ってください」
「また来てください」と
言われたわけでは
ありません。
でも、気づいたら
動いていた。
今回は、この
「ついついやってしまう」の
正体と、
それを個人起業家が
ビジネスに取り入れる
方法についてお話しします。
「ついついやってしまう」は偶然ではない
ゲームをやっていると
なぜ徹夜してしまうのか。
スマホゲームで
なぜついガチャを
引いてしまうのか。
これは意志が弱いからでも、
のめり込みやすい
性格だからでもありません。
人が夢中になる仕組みが、
意図的に設計されているのです。
この「ついついやってしまう」
心理法則を体系化したものを、
ゲーミフィケーション
と呼びます。
聞いたことがある方も
いるかもしれませんが、
これ、大企業だけの
話ではありません。
個人で起業している方が
ビジネスに取り入れることも
できるのです。
電柱を撮影するのが楽しくなる仕組み
まず、身近な事例から
紹介させてください。
「ピクトレ」というサービスを
ご存知ですか?
電柱の撮影をすることで
ポイントがもらえる
サービスです。
でも、ただポイントを
もらえるだけでは
ありません。
3つのチームに分かれて、
電柱の撮影で陣地を
取り合う仕組みに
なっているのです。
ワット・ボルト・アンペアという
チームに分かれて、
撮影した電柱が
自チームの陣地になる。
1本あたり40〜50円の
報酬がもらえながら、
チームの勝ち負けも
楽しめる。
すると不思議なことが
起きます。
「仕事だから撮影する」
のではなく、
「楽しいからついつい
撮影してしまう」
という状態になる。
電力会社は人件費を
大幅に削減できて、
撮影する人は
楽しみながら
お金まで稼げる。
WIN-WIN の仕組みが
できあがっています。
これがゲーミフィケーションの力です。
「やらされる」を
「やりたい」に変える。
この発想が、
ビジネスを大きく変えます。
くら寿司が子どもに人気な本当の理由
次に、もう少し
身近な事例を。
くら寿司に行ったことが
ある方は多いと思います。
あのガチャガチャ、
ご存知ですよね。
5皿食べると
1回ガチャが引ける。
子どもが欲しがるグッズが
入っているので、
「あと一皿で
ガチャ引けるから!」
とせがまれて、
お腹がいっぱいでも
もう一皿頼んでしまう。
実はこれ、
偶然ではありません。
完全にターゲットを
「子ども連れの家族」に絞って、
子どもがガチャを
引きたがるような
グッズをちゃんと
用意している。
「もう一皿食べれば
ガチャが引ける」
という状態を作ることで、
購買頻度と単価が
自然に上がる仕組みです。
しかも大人まで
「4皿食べたし、
あと1皿食べたら
自分もガチャ引けるな」
と思ってしまう。
売り込まれた感覚は
まったくないのに、
気づいたらお皿が
増えていた。
これがゲーミフィケーションの
巧みさです。
「肩書き」がリピートを生む塚田農場
もう一つご紹介します。
塚田農場というお店が
あります。
居酒屋さんなんですが、
来店するたびに
「名刺」がもらえます。
初回は「ひら」から
スタートして、
来店回数が増えるにつれて
「主任」→「係長」→「課長」
と肩書きが上がっていく
仕組みです。
昇進すると
特典もついてくる。
これ、サラリーマンの
自尊心をうまくくすぐった
仕組みだと思いませんか?
「次は課長になれるかな」
という気持ちで
また来店してしまう。
来店するたびに
達成感がある。
「また行きたくなる理由」が
自然に生まれているのです。
リピートを生むために
「割引」をするのではなく、
「また来たくなる体験」を
設計している。
これが塚田農場が
長く愛されている
理由の一つだと
わたしは思っています。
「売り込む」より「楽しませる」が強い
ここまでの事例を見ていて、
気づいたことが
ありませんか?
どの事例も、
「買ってください」
「また来てください」
とは言っていません。
お客様が自分から
「また行きたい」
「もう一つ欲しい」
「次のレベルに上がりたい」
と感じる仕組みを
作っているのです。
これは売り込みではなく、
「体験の設計」です。
わたしが日々の支援の中で
感じるのは、
売り込みが苦手な方ほど、
この「楽しませる仕組み」が
向いているということです。
「売り込まなきゃ」という
プレッシャーから解放されて、
「お客様にどんな楽しさを
届けられるか」
という発想に変わると、
ビジネスの景色が
大きく変わります。
個人起業家こそ柔軟に使える
大企業の事例を聞いて、
「そんな大がかりなことは
できない」
と感じた方も
いるかもしれません。
でも実は、
個人起業家のほうが
この仕組みを
柔軟に取り入れやすいのです。
大企業はシステムが
固まっているので、
新しい仕掛けを
作るのに時間がかかります。
でも個人なら、
明日から試せる。
たとえば、
セミナーに3回参加した方に
「特別なタイトル」を
贈ってみる。
施術を5回受けた方に
「次回のメニューを選べる特典」
をつける。
コンサルの中で
「達成ポイント」を
可視化して共有する。
どれも大がかりな
システムは必要ありません。
お客様が
「楽しい」「続けたい」
「次が楽しみ」
と感じる瞬間を
一つ作るだけで、
リピートや継続の
きっかけが生まれます。
今日からできること
今日、ひとつだけ
やってみてください。
自分のビジネスで、
「お客様が楽しいと
感じる瞬間はどこか」
を1つ書き出してみてください。
施術が終わって
「体が楽になった」瞬間。
セミナーで
「なるほど!」と気づいた瞬間。
コンサルで
「次の目標が決まった」瞬間。
その瞬間に、
何か小さな「仕掛け」を
加えられないか
考えてみてください。
「次はここまで
達成したら特典あり」
「このステージを
クリアしたら称号プレゼント」
「3回来たら
あなただけのメニューが作れる」
どんな小さなことでも
構いません。
「楽しいからまた来た」
お客様にそう思っていただける
ビジネスを作ること。
それが、
売り込まずに売れる
いちばんの近道だと
わたしは思っています。
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