【起業術】マイホーム選びと起業の意外な共通点|断つほど成功する理由

「持ち家と賃貸、
どっちがいいんだろう?」この質問、
あなたも一度は考えたことが
あるのではないでしょうか。

わたしのもとには、
起業を考えている方から
日々さまざまな相談が
届きます。

その中で気づいたのは、
起業で成果を出せる人と
そうでない人の違いが、
この「マイホームか賃貸か」
という選択の考え方に
表れているということでした。

成果を出す人は
「何をやるか」より先に
「何をやらないか」を
決めています。

実際、アスリート向けの
コーチングをしている
クライアントのA子さんは、
“やらない基準”を3つ決めた翌月、
コーチング申込の
面談率が1.8倍になりました。

この記事では、
マイホームと賃貸の
選択を通して見えてくる、
起業における
「決断」の本質について
お伝えします。

起業しようと思っても
なかなか一歩を
踏み出せない方、
すでに起業しているけれど
思うような成果が
出ていない方に、
ぜひ読んでいただきたい
内容です。

マイホームか賃貸か、その選択が示すもの

先日、森川さんという方が
マイホームを購入しました。

その話をしたところ、
ある人から
「負債を手に入れたんだね」
という否定的な反応が
返ってきたそうです。

この会話、一見すると単なる
価値観の違いに
思えるかもしれません。

でも実は、起業における
「選択」の本質が
隠されているのです。

持ち家派の人は
「安心」や「家族との時間」
といった価値を
優先しています。

一方、賃貸派の人は
「自由」や「身軽さ」
という価値を
求めています。

どちらが正しいという
ことではありません。

大切なのは、
自分が何を求めているのか、
どんなライフスタイルを
実現したいのかを
明確にすることです。

起業も同じです。

会社員として
安定収入を得る生き方と、
起業して自己決定権を
持つ生き方。

どちらを選ぶかは、
あなたが何を
大切にしているかに
よって決まります。

そして、選択とは
「選ばなかった方の
メリットを捨てる」
という意味でもあります。

起業は「何を断つか」の設計

わたしは長年、
起業支援の仕事を
してきました。

その中で、成果を出す人には
ある共通点があることに
気づきました。

それは、
「やらないこと」を
明確に決めている

ということです。

起業を考えている人の中には、
良さそうな話を見つけると
全部やろうとする方が
少なくありません。

SNSマーケティングも、
セミナー開催も、
個別コンサルも、
オンライン講座も…

確かに、どれも魅力的に
見えるでしょう。

でも、全部に手を出してしまうと、
結局どれも中途半端に
なってしまいます。

先ほどお伝えした
A子さんの例を
もう少し詳しく
お話しします。

彼女は最初、アスリートだけ
でなく、一般の方にも
コーチングを提供しようと
考えていました。

でも実際は、
問い合わせは来るものの
成約には至らない状態が
続いていたのです。

そこで、わたしは
「やらないこと」を
3つ決めることを
提案しました。

彼女が決めたのは、
「一般向けコーチングは
やらない」
「低価格サービスは
提供しない」
「SNSは週3回以上
投稿しない」
という3つでした。

一見、お客様を減らすような
選択に思えます。

でも結果は、
面談率1.8倍という
成果につながりました。

なぜでしょうか。

答えは、
「断つほど集中が生まれる」
からです。

対象を絞ることで、
メッセージが明確になり、
本当に必要としている人に
届くようになったのです。

「都合のいい結果」は得られない

起業を考える人の多くが、
こんなふうに
思ってしまいがちです。

「会社員としての
安定収入も欲しいし、
起業の自由も欲しい」

「リスクは負いたくないけど、
大きな成果は欲しい」

気持ちはよくわかります。

わたし自身も、
大手IT企業で働いていた頃、
同じように考えていました。

でも、現実はそう
甘くありません。

あるコンサルタントの
言葉を借りれば、
「最大の狂気は、
現状を変えずに、
変化を望むことである」
となります。

決断とは、文字通り
決めて「断つ」ことです。

自分の意思で「断つ」ことで、
望む生き方が「立つ」
わけです。

わたしが会社員から
起業家になったときも、
多くのものを手放しました。

毎月の安定収入、
会社の看板、
福利厚生…

でも同時に、
手に入れたものも
あります。

自分で時間を決められる自由、
やりたい仕事を
選べる権利、
家族との時間を
大切にできる生活。

どちらが正しいかではなく、
自分が何を求めるかを
明確にすることが
大切なのです。

ライフスタイルから逆算する

起業は、単なる稼ぎ方以上に、
「生き方の選択」です。

だからこそ、
まず考えるべきは
「どんなライフスタイルを
実現したいのか」
ということです。

わたしが鎌倉に
マイホームを買ったのも、
そこで子育てをしたい
というライフスタイルが
あったからです。

のどかな環境で、
近所の人との
適度な距離感がある場所。

それが、わたしが求めていた
子育て環境でした。

一方、わたしのクライアントの
中には、「旅する起業家」として
1ヶ月ごとに住む場所を
変えている人もいます。

彼にとっては、
固定の家を持つことより、
いろいろな場所で
いろいろな人に会い、
さまざまな価値観に
触れることの方が
大切なのです。

どちらが正しいか
ではありません。

自分が求める
ライフスタイルに
合わせて選択する。

それが、起業において
最も大切なことです。

そして、
その選択をするためには、
自分が何を大切に
しているのかを
知る必要があります。

あなたは人生の主人公

ここで、少し立ち止まって
考えてみてください。

あなたは、自分の人生の
主人公ですか?

それとも、誰かの価値観に
左右されて生きて
いませんか?

「みんながやっているから」
「この方法が流行っているから」
「有名な人が言っていたから」

こうした理由で
選択をしていると、
いつまでたっても
自分の人生を生きることは
できません。

大切なのは、
自分の意思で
選択することです。

そのためには、
次の2つのことを
言語化してみることを
おすすめします。

一つ目は、
お金を稼ぐ理由」です。

ただお金が欲しいのか、
それとも
そのお金で実現したい
何かがあるのか。

二つ目は、
望むライフスタイル」です。

どんな場所で、
どんな人と、
どんな時間の使い方を
したいのか。

この2つを
ノートに書き出してみると、
自分が本当に
求めているものが
見えてきます。

最初はうまく書けないかも
しれません。

でも、それでいいのです。

大切なのは、
一歩を踏み出すこと。

そこから、主人公としての
自分のストーリーが
描けるようになります。

セルフチェックしてみましょう

最後に、簡単なチェックを
してみましょう。

次の項目に当てはまるものは
ありますか?

□ 良さそうな話に
全部反応してしまう

□ “やらない基準”が
書面化されていない

□ 会社員時代の強制力が
なくなり失速しがち

一つでも当てはまるなら、
今がまさに
「やらない基準」を
作るタイミングです。

わたしのYouTubeチャンネル
「あなた商品化ラジオ」では、
迷いを減らす3つの視点について
詳しくお話ししています。

特に、動画の2分16秒からは
具体的な方法を
解説していますので、
ぜひご覧ください。↓
https://www.youtube.com/watch?v=RA-xdW2cJJk

起業は、理想のライフスタイルを
実現するための「設計」です。

あなたが人生の主人公として、
自分の意思で選択し、
望む生き方を
「立てる」ことができるよう、
わたしも全力で
サポートしていきます。

まずは、お金を稼ぐ理由と
望むライフスタイル。

この2つを
ノートに書き出すことから
始めてみませんか?

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