湯山治療院/湯⼭朋弘さん、鮎さん

湯山治療院/湯⼭朋弘さん、鮎さん
静岡県御殿場市で鍼灸マッサージとメンタルヒーラーそしてインストラクターとして活動している湯⼭朋弘・鮎夫妻は、⻲⽥さんの個別コンサルを受けたことで、考え⽅が変わり、お客さん⽬線で物事を捉えられるようになったそうです。今回はその効果についてお話を伺いました。

静岡県御殿場市でメンタルヒーラー兼インストラクターとして活躍

 

鍼灸とメンタルヒーリングの治療院
鍼灸とメンタルヒーリングの治療院

─お名前とお仕事について教えて下さい。

と:湯⼭朋弘です。静岡県御殿場市で、鍼灸マッサージを営む傍ら、メンタルヒーラーそしてインストラクターとして活動しています。妻と⼆⼈でやっています。(以下、と)

─以前はメンタルヒーリングのお客さんはどれぐらい来ていましたか?

と:⼀度受けていただいた⽅が、「同じような悩みを持っている⽅がいるんだけど、お願いできますか?」とご紹介いただくケースが多かったので、毎⽇何客も来て頂くということはなかったですね。

 

能⼒があれば⾃然とお客様が増えると思っていた。

─⻲⽥さんに出会われる前は、どのようなことで悩まれていたのですか?

と:ビジネスに対する知識がないという悩みが⼀つ。あとメンタルを扱うものって、世間的に「怪しい」と思われがちなので、壁を作られてしまう。その中でお客様に「良くなってほしい」という思いをうまく伝える⽅法がわからなかったですね。始めたばかりというのもありますが、実際に売り⽅が分かってなかったのが⼀番だと思います。当時は、⾃分の能⼒を⾼めれば、⾃然にお客様が増えるんじゃないかっていう考え⽅だったんですが、実際には上⼿くいかず、集客が難しいなと悩んでいました。

─ちなみに、治療院の既存のお客さんにはどのように紹介されてたんですか?

と:治療院の施術の中で、痛みの原因が⼼からだなと感じる⽅にアプローチしていました。あくまで興味がありそうな⽅に提案する形なのでお客さん全員ではなかったですね。

─⻲⽥さんに出会われたのはいつ頃ですか?

と:ちょうど1年ぐらい前に、シータヒーリングの練習会に参加したのですが、そこにゲスト講師としていらしたのが⻲⽥さんでした

─⻲⽥さんと会われた時はメンタルヒーリングはされていたんですか?

と:はい。メンタルヒーラーとして、もうその時点で1年以上、実績がありました。ちょうどインストラクターになって3カ⽉ぐらい経ったタイミングだったと思います。

 

お客様が求めているのは技術じゃないと気づかされた

 

「親しみやすくて、とても⼈間味のある⼈だなって感じました」
「親しみやすくて、とても⼈間味のある⼈だなって感じました」

─⻲⽥さんの第⼀印象はどうでしたか?

と:僕の中での「ビジネスをやっている⼈」というのは、⼈間性が感じられないという印象を持っていたんですね。でも⻲⽥さんはすごく優しい印象で、親しみやすいというか、とても⼈間味がある⼈だなって感じました。

─⻲⽥さんのセミナーで印象に残っていることは何ですか?

と:まず、お客様の求めているものというのを、すごくクローズアップしていたんですね。その時に、「お客様の悩みの解決」じゃなくて「⾃分の技術」にフォーカスしすぎていたことに気付きました。お客様が求めているものは、技術じゃないってことに、気付かされたのはすごく⼤きかったなって思います。

─なるほど、そのセミナーで、⼤きな気付きがあったんですね。

と:そうですね。ビジネスに関して、すごく⼤きな気付きだったと思います。今まで何やってたんだろうみたいな(笑)、恥ずかしいですけど。本当に感謝しています。

─⻲⽥さんにお願いしようと思ったきっかけは何だったんですか?

と:⻲⽥さんてヒーリングに関して全く興味がないというか(笑)、信じてないというスタンスの⽅だったんですね。なんですけど、セミナー(練習会)を主催された⽅の計らいで⻲⽥さんにヒーリングをする機会をいただいたんです。それを⻲⽥さんがとても喜んでくださって。そこで意気投合しまして、じゃあ、⻲⽥さんから、僕らの全く知らないビジネスの知識の部分を教えていただこうという感じになりました。

ビジネスのいろはも知らず基礎の基礎からのスタート

─⻲⽥さんと出会って10 カ⽉ほど経たれていますが、どういうことをされてき
たかをお伺いできますか?

と:まず最初に、ヒーラーの⽅たち向けのセミナーを開催したいなっていうのがありまして。そのセミナーを開催していくに当たっての計画を⻲⽥さんにお伺いしたっていう感じですね。

「本当に基礎の基礎から教えていただきました」
「本当に基礎の基礎から教えていただきました」

─セミナーの準備というのは、具体的にどういうものですか?

あ:私たちの商品は、まだ具体的にどういうものをそろえてというのは全くない状態だったんですね。ビジネスのいろはも知らないので、どういうものを準備して、どういう順番で、どのように提供していくかを、まず⼟台作りから、本当に基礎の基礎から教えていただきました。(湯⼭鮎さん。以下、あ)

─まず最初にされたことはなんですか?

あ:まずはペルソナの設定ですね。そういうふうに「たった1⼈」を設定するっていうところも初めて知ったことだったので。治療院をその時で始めて2年ぐらい経っていましたが、「痛みのある⼈に良くなってほしい」っていう思いだけが強くて、しっかりとしたペルソナはなかったですね。全てを決めるのに、まずそのペルソナが、いかに⼤事かっていうところを丁寧に、それがビジネスの始まりですというところを教えていただいて、そこからのスタートですね。

─ペルソナの設定の次には何をされたのですか?

と:ペルソナを⽤意した後は、どのようにお客様を導いていくかという部分ですね。⼊⼝を低くしてお客様を⼊りやすくしてあげて、それから徐々にお客様が上りやすい階段(ステップ)を創り、先に進みやすくしてあげる、というのを教えてもらいました。

─売りたい商品はすでに決まっている状態ですか?

と:そうですね。今時点ではもう商品は決まっていて。「⼼と体をやっていく上で、まず⾃分っていうベースがないといけないよね」というところを伝えるセミナーになります。内容は、「答えは⾃分の中にある」というものです。昔からよく⾔われていることですけども、、僕も含めて、みんな、答えを外に探しに⾏ってしまうんですね。そうではなくて⾃分に⼀回ベクトルを向けてみて、⾃分の本質を理解しようという提案なんです。⾃分の本質を知ると、あとは⾃分に合ったものをチョイスしていくだけで、⼈⽣って楽しくなるよねっていうものをセミナーとして商品化できないかな?って⻲⽥さんに相談しました。

─なるほど。具体的に商品としてはどういうパッケージで考えられたんですか?

と:そうですね。まず⾃分の本質っていうところを⾒つめ直しましょうというところで、⾃分の本質を導き出す質問を⽤意しています。メンタルって、どうしても⽬に⾒えないその世界を信じる/信じないと⾔う個⼈差が⼤きいんですね。だから、変わる事ができて現実がすごく良くなる⽅と、やっぱり変わらない⽅がいるんですね。でも、それがちょっと僕の中では納得いかなくて。どうせ体験していただくんであれば、皆さんが良くなる方向に行けるはずだと思うんですね。治療家として体のこともやっていましたので、脳の仕組みを使って補ってあげれば、現実を創っている思考を変えられるのではないかなと。ヒーリングを信じる/信じないに依らず、脳の仕組みを使って、⾃分にとって正しいもの・必要なものを選ぶ思考に変えていく。そして、その思考を時間を掛けて脳になじませていくと、誰でも変われるし、望む未来を現実化できる。そんな内容をパッケージとして⽤意しています。

─⻲⽥さんのセッションは何回くらい受けられたのですか?

と:⽉に2回かな。2週に1回か3週に1回ぐらいのペースでは来ていただいて。20 回ぐらいはやっているかなって思います。

─結構、じゃあ、もう回数的にもすごい多いですね。

と:そうですね。回数的にはすごくやっていただいていると思います。

─最初の⽅と今とだと、セッションの中で扱っている内容は結構変わってきたりしているんですか?

あ:そうですね。⻲⽥さんから新しい情報がたくさん頂けるので、その情報と、今まで私たちが「こういうことをやりたい」っていうところが化学反応を起こしてというか、合わさって、また新しいものが⽣まれていく感じです。その繰り返しで今に⾄るという形で。どんどんと内容もブラッシュアップされていっている感覚はすごくあります。

僕たちが分かるタイミングで振り返りながら進めてくれる

 

「ああ、あの時、それを⾔っていたんですね。⻲⽥さん!」みたいな。
「ああ、あの時、それを⾔っていたんですね。⻲⽥さん!」みたいな。

─⻲⽥さんのセッションを受けてみてどうでしたか?

あ:⼀つ⼀つを、とても丁寧に教えてくださいますね。私たち、本当に知らないことがたくさんなので、ビジネス⽤語なども⼀つ⼀つ丁寧に、分かるまで説明してくださるので、とてもありがたいですね。

と:⼀つ⼀つを丁寧にっていうところもそうなんですが、僕たちが分かるタイミングというのがあると思うんですね。ビジネスを始めてまだ若葉マークが付いてる僕たちに対して、⼀回説明してくれたものでも、ここまで来たら、また最初のところをちょっと⾔ってあげると、理解⼒が深まってるのを分かってくださっている⼈なので、「ああ、あのとき、それを⾔ってたんですね、⻲⽥さん」みたいな。その振り返りも同時にしていただけることで、よりスピードアップする感覚があります。⼀回教えてもらったことをそのままにしてると、恥ずかしいのもあって、「分かります、分かります」って⾔っちゃってる部分もあったと思うんですけれども、ビジネス構築が進んだ段階で、また戻ってフィードバックしながら説明してくれて、よりビジネスを深く理解するっていうことを同時にしてくれたかな、っていう⾵に思いますね。

⾃分たちの伝えたいものをお客さん⽬線で捉えられるようになった

 

あなたの商品化プランナーの⻲⽥智仁(かめだともひと)さん
あなたの商品化プランナーの⻲⽥智仁(かめだともひと)さん

─⻲⽥さんのセッションを受けて何か変化はありましたか?

あ:そうですね。たくさんありますよ。私たちは、感覚を重視する技術者なので、体感覚の優先順位がすごく⾼いんですね。

と:なので、⻲⽥さんに思いを伝えるときに、どうしても「こんな感じなんです」みたいな感覚的な表現がすごく多くなってしまっていたんですね。でも⻲⽥さんは、僕たちの思いを拾ってくださって、明確に⾔語化してくれるんです。「それって、こういうことですよね」とか、「こういう表現もあるんじゃないですか?」とか、⾔葉のパズルをいっぱい持ってる⼈だなっていう感じで、私たちの感覚的な表現をくみ取ってくださるのはすごくありがたいですね。

と:例えば、「⾃分が⼤切に思っていることって、周りの意⾒とか、他⼈の影響が⼤きいですよね。それを、⾃分を軸にした視界で⾒ていきませんか」というニュアンス的なものを⻲⽥さんはどんどん、いろんな⾓度から観てくれるんです。

「⻲⽥さんの階段設定は私たちにとって重要なパーツになっています。」
「⻲⽥さんの階段設定は私たちにとって重要なパーツになっています。」

あ:あとは、形になっていなかったものを⾔葉にして整理して、理論⽴てて階段を作っていっていただける。今はその⻲⽥さんの階段設定が私たちにとってものすごく重要なパーツになってます。

─階段設定というのはどういうものですか?

あ:お客さんが理想の状態に向けて、段階的に変化していくステップを階段と呼んでいます。まずは最初のワンステップを低く。そして次の段階としてはこういうことをやって。で、その次の段階でこういうことを提供していきましょう、そして最後に商品をご提供するっていう形にまとめる。こういった仕組み、ビジネス構築というのは今までしていなかったんです。そして、そのステップの中でも、さらにまた細かいステップを設計していきます。「このタイミングでこれをやりましょう」とか、「それ、思いが先に⾏き過ぎてます」とか。あと、「お客様は理解できないです」とか。サービス提供者の⽬線ではなくて、あくまでお客様⽬線で階段を⽤意しましょうっていうことを教えていただきました。

─他に何か変化や成果はありましたか?

と:⾃分たちが伝えたい思いをお客様⽬線で、お客様が⼿に取りやすい形で提供していく⽅法がわかるようになりました。それが、1からゴールまで明確になっていって、何を⽤意すればよいか、どのタイミングでやってあげればいいかという事がしっかりできるようになりました。お客様にサービスを提供するにあたり、⼀⽣懸命、お客様の変化に向き合う準備ができたのがすごい⼤きな成果だと思いますね。

─先が⾒えるようになったような感覚ですか?

と:そうですね。いよいよ、そこに向けてスタートが切れるっていう状態になっています。何からやればいいのかが、明確になっていて、それが⾃分たちのためにも、クライアント様のためにもなるという⾃覚や⾃信を持てるようになりました。これは⻲⽥さんと⼀緒に、そのビジネスモデルっていうものを創る上で頂いたものかなって思いますね。

「ああ、僕たちもそこをやっていいんだ」と思えるようになりました。

─1年前と⽐べて、どのような気持ちの変化はありましたか?

あ:ビジネスのいろはが、分かっていなかったので⻲⽥さんにお会いできたのはすごく良かったなと思っています。ビジネスの印象がなかなか⾃分たちになじみのない世界でしたが、その懸け橋になってくださるような⽅で。本当に「こんなこと聞いていいのかな」って思うことも、⻲⽥さんのキャラクターだからこそ、なんでも聞けるというか。相談できる相⼿がいるっていうところは、すごく⼼強かったですね。

「欲しい⽅に商品や技術を届ければいいんですよって教えてくれたんです」
「欲しい⽅に商品や技術を届ければいいんですよって教えてくれたんです」

─ご主⼈は精神的な変化は何かありましたか?

と:治療家の⽅ってお⾦を頂くことに関して抵抗がある⽅が多いんですね。お⾦を頂くことから逃げているというか、うまくリンクしてなかったなって思うんですね。ビジネスと⾔うものをしっかり認識していなかったと⾔うか。⼼のどっかで、まあ、メンタルヒーリングと治療院をやっていることに対して、きっと⾃分の中で持っているイメージが良くなかったんだなって思うんですね。でも⻲⽥さんが、「仕組みを知れば、ちゃんとそれを欲しいという⽅がいます。その⽅のところにちゃんと商品や技術を届ければいいだけですよ」と丁寧に、仕組みを使いながら教えてくださったんです。そのことで、「ああ、僕たちもそこをやっていいんだ」と⾔う感覚になれたのは、すごくうれしかったです。本当に気持ち的に変われたのは⼤きかったですね。

決まりきった⽅ではなく、僕たち⼀⼈ひとりを⾒てくれる

─湯⼭さんご夫妻にとって⻲⽥さんって、どういう存在ですか?

と:僕たちにとって⻲⽥さんって、プライベートでもお付き合いさせていただけるぐらい、親近感が湧く、すごい包容⼒のある優しい⽅ですね。とても親しみやすい存在です。

─もし、あのタイミングで出会ってなかったとしたら、どうなってたと思いますか?

と:あのとき⻲⽥さんに会わなければ、「セミナーを開催したいな」と思っても、本当に⽅法が分からない、何から始めればいいのか分からない。実際に、「お客さんどこにいるの?おーい!」みたいな感じだと思うんですね。そこは多分、⼀⽣懸命いろいろやったと思うんですけど、結果、何も進んでない状態になっていんじゃないかなと思いますね。

─⻲⽥さんと出会って変わられた湯⼭さんから、同じように⾊々な不安を感じている⽅に、アドバイスやメッセージをいただけますか?

と:⻲⽥さんは、ビジネスの本質をすごく理解されていて、しかも⼼のケアも同時にしてくださって、ちゃんと待つタイミングを作ってくださる、すごくありがたい存在だと思っています。経営セミナーって、カリキュラムがあると思うんですけど、そういう決まり切った形ではなくて、僕たち⼀⼈⼀⼈を⾒てやってくださるっていうところは、他ではない⻲⽥さんの持ち味だなと思います。

あ:そうですね。私たちみたいに、ビジネスにまだ⾃信がなかったりとか、「どうやったらいいんだろう」っていう疑問がある⽅にはとてもお薦めだなと思います。

─最後になりますが、湯⼭さんご夫妻の今後の展望を教えてください。

と:商品として⽤意してきた、「脳の仕組みから⾃分の本質を知り、⾃分らしいチョイスができるようになるセミナー」(仮称)を、⻲⽥さんの教えてくださったアイテムを使いながら、欲しい⼈がいるところに欲しいタイミングで届けられるようにしたいですね。届けたお客様が良くなると周りも良くなって、どんどん広がっていくといいかなあと思っています。最終的には、「⼤⼈が良くなれば⼦供が良くなる」という循環を創りたいです。まず、⾃分軸で活きる⼤⼈の⽅がいっぱい増えることで、それを⾒て、「わあ、かっこいいな、この⼤⼈の⼈」って思う⼦供たちが増えることを、僕たちは望んでいますし、そういう未来になったらいいなって思っているところですね。


お忙しいところありがとうございました。

湯山治療院/湯⼭朋弘さん、鮎さん
取材日時 2017年4月
取材制作:Quick-MoviePromotion