こんにちは!
知識・スキルのリノベーションで、
あなたのアイデアを事業化する!
あなた商品化プランナーの
亀田 智仁です。
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8月も残すところ、
あと1週間を切りましたね。。
小学生の子供たちは、
一通り夏休みを遊び満喫した後、
「えー!もう夏休み終わり!?」
なんて言いながら、夏休みの宿題に
追われている頃ではないでしょうか。
僕は、小学生の頃は、絵日記や工作のような
継続が必要な宿題を除いて、
最初の3日間で、すべて片づけていました。
計画性があったわけではないと思うのですが、
あとの時間をたっぷり、思い切り、
遊びたかったし、友達と死ぬほど遊んで、
遊び疲れてから、リカバリする自信が
なかったからです(笑)
そんな夏休みの宿題には、
必ずと言っていいほど、
算数の「計算ドリル」がありました。
この夏休みの計算ドリル。
実は、起業に通じる、あるトラップ(罠)が
仕込まれているように感じています。
僕たちが覚えている、
夏休みの計算ドリルと言えば・・・
![](https://finding-the-neo.com/wp-content/uploads/2017/08/697577-300x300.png)
こんな感じですかね。
左辺が提示されていて、
右辺を回答させるタイプの問題です。
左辺が提示されて、
唯一定まる右辺の答え、
正解をひたすら計算して解く。
やればやるほど、成果がでるので、
快感になってくるんですけれども、
実は、ここに起業のワナがあるんです。
もしも、、、
右辺=顧客のニーズ
左辺=自分の知識・スキル
だとしたら・・・
僕たちは、実は、、
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なんて計算式に挑んでるのかもしれません。
自分の知識・スキルをいくら足しても、足しても、
足しても、足しても、足しても、足しても、足しても、、、、、
顧客ニーズは永遠に満たされない。
計算式の都合上、「=∞」ってなってますが、
無限大!ですからね(笑)
いつまでも、お客さんが満足することはないわけです。
計算ドリルと違って、起業の場合、厄介なのは、
左辺の項の数や数値、演算記号(+-×÷)が、
予め定められているわけではないんですよ。
やろうと思ったら、
どこまでも足し続けることができる・・・
ということなんです。
だって、
左辺=自分の知識・スキルが、
足りない、足りないって、
できない理由の「脳内仮説」を
立ててしまうから。
知識・スキルが足りないと思って、
「4」を手に入れようとか、
「8」を身に着けようとか、
「10」がまだ足りないとか
思って、どんどん足し続ける。
でも、これってキリがないんですよ。
∞(無限大)まで足し続けることになります。
ということは、いつまでも足したりない・・・
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もしも、足せる数が限られていたとしても、
3+4+5=11
でも、顧客のニーズは「8」
「11」は要らないけど、
「8」だったら欲しかったなあ~
なんてことをお客さんに言われてしまう。
ニーズを外してしまう可能性があります。
いわゆるプロダクト・アウトが
生じてしまう、残念なケースですね。
でも、でもですね、、、、
もしも、右辺が先に決まっていたらどうでしょう?
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右辺が「7」だとしたら、
3+4=7
2+5=7
1+6=7
1+1+1+1+1+1+1=7
10-3=7
16-9=7
18-11=7
2×5-3=7
21÷3=7
15÷5+20÷5=7
8×6-2×4×5ー1=7
いくらでも、組み合わせのパターンを
考える事ができますね。
ビジネスっていうのも、
こうなんじゃないかな、って思うんですよ。
顧客のニーズをまず把握して、
そのニーズへの対応方法、提供方法を考える。
もし手持ちのリソースの中に
対応できないものがあるとしたら、
ここで、初めて、ノウハウを身に着けたり、
誰かの協力を仰いで対応すればいいんです。
たとえば、顧客ニーズが「17」で、
自分の手持ちリソースには
「2」と「5」がある。
2×5で10までは対応できるけれども、
あと7足りない。
こうなったときに、
自分が「7」を身に着けるのか、
誰かに「7」の力を貸してもらうのか、
選びさえすれば、、、
2×5+7=17
が完成して、お客さんのニーズに答えられますね。
僕たちは、小学校の計算ドリルで、
AとBを足し合わせると、答えは1つに定まる
って習うんですけれども、
現実の世界は、
【一答解ではなくて、多答解の世界】
一答解の正解思考で
割り出せない課題は山ほどあります。
だからこそ、多答の中の「一答」を
把握しないといけない。
自分が対応する/したい「一答」を
選ばないといけない。
この起業のトラップに気付かないと、
いつまでも足し続ける、
ノウハウコレクターになってしまうのかも
しれませんね。
逆に言うと、
すでに数多くのノウハウ、高いレベルのノウハウを
身に着けている人が、
右辺(顧客ニーズ)を把握する考え方・習慣を
身に着けると、ある意味、なんでもアリって
ことになる可能性も秘めてますね。
ふと計算ドリルを思い出しながら、
考えたことを書いてみました。
それでは、
今日も楽しい一日をお過ごしください♪
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